明徳キャリア教育
オモシロイがあるから、自らの可能性を信じ、チャレンジするのが明徳流キャリア教育です。
さまざまな可能性の中から、自分にできることを見定め、職業選択の基準となる職業観や勤労観を確立し、「将来設計」を具体化していきます。
★キャリア教育は、進路行事だけでなく、各教科の授業でも取り入れ、全校体制で取り組んでいます。
平成19年度からスタートし18回目を迎えます。平成19年度、平成29年度、過去2回に渡り、キャリア教育優良学校 文部科学大臣表彰を受賞しています。過去に2度の受賞は全国でも本校だけです。
京都明徳キャリアウィーク
1・2年次の系統的教育プログラムを3年次の進路実現につなげます。
実施時期…2年次2学期
実施プログラム
- インターンシップ
協賛企業約50社からなる就業体験です。 - スカラシップ
10の大学の協力のもと、大学生とともに講義を受け、実際に大学生としての生活を過ごします。
次世代型キャリア教育「エナジード」
正解のない問いに挑戦する力を育む
~生徒が自分の可能性をより理解し、自信を持って生きていくために「自分で考えて動く力」を身につけるデータプラットフォーム~
これから大人になる子どもも、今、社会で活躍している大人も「一人ひとりが自分の可能性を理解し、自らの生き方に誇りを持てる社会」に必要な構造をつくります。AI・ロボットが進化し、人が担う役割が大きく変わろうとしている中で「これからの社会が人に求める力」を身につける仕組みを学習します。自分の力を理解し、周囲や社会、そして自分の人生に活かす学びや経験を繰り返すことで、生徒は少しずつ自信を持ち「自分で考え、動く力」を得ていくことができます。それは、生き方につながり、卒業後の進路を考え抜く、次世代に向けたキャリア教育プログラムとなっています。
生徒の自尊心を高め、自発的にキャリア形成に取り組む日常の授業内容が、常に自主性を誘発する「しかけ」となっています。さらには、この自発性を促すため、生徒の「自尊心」を高めることにもポイントが置かれています。自尊心は、自己肯定感とも言えます。自主性(主体性)と自己肯定感は、セットで考えなければなりません。自分を認め、自信を持つという自己肯定感が、自ら考え・行動するという主体性に繋がっていくからです。この両面にアプローチしていくという点で、本校の進めるキャリア教育をさらに発展する取り組みとなっています。
進路指導
オモシロイで主体性を手にした生徒が、進路に向かい、自ら考え、判断し、行動を起こします。
3年次を見据えて、入学時からの3年間の系統的「進路」プログラムで、みなさんの進路を実現します。
一人ひとりの生徒と向き合うHR担任が全力でサポートしますので安心してくださいね。
【1年次】 自分の適性を知り、将来の目標を見つける
個人面談
進路適正診断
➡なりたい自分を発見する。
進路ガイダンスvol.1〜vol.3
※リクルート「スタディサプリ」
•自分に適した職業(仕事)を調べる。
•他業種の仕事を調べる。
•その職業に就くために学んでおくべき学問を調べる。
職業分野別ガイダンス
※本校主催、大学・専門学校ブース形式
➡自分の興味のある職業に適した大学、専門学校のガイダンスに参加する。
模擬試験
•進路マップ、進研模試(ベネッセ総合学力テスト)、全統模試
※コースによって異なります。
保護者対象進路説明会
外部講師(卒業生含む)による進路講演会
【2年次】 学びを探求し、第一志望校を決定する
個人面談
学問別進路ガイダンス
※本校主催、大学・専門学校ブース形式
➡明徳キャリアウィーク「スカラシップ」で参加する大学での学びの事前準備。
学びたい学問から学部を決定する。就職希望者へは別途プログラムを準備。
明徳キャリアウィーク ☆文部科学大臣表彰受賞
•スカラシップ ➡ 大学生とともに実際の大学講義を受ける。
•インターンシップ ➡ 協賛企業約50社からなる職業体験。
進路ガイダンスvol.1・2
※本校主催、大学・専門学校ブース形式
•大学、短大、専門説明会に参加し、学部の学びを理解する。
•大学、短大、専門説明会に参加し、大学ごとの学部の違いを知り、自分にあった大学を探す。
•就職希望者へは別途プログラムを準備。
模擬試験
•進路マップ、進研模試(ベネッセ総合学力テスト)、全統模試
※コースによって異なります。
保護者対象進路説明会
大学・短大・専門 オープンキャンパスへの参加
外部講師(卒業生含む)による進路講演会
【3年次】 進路実現を叶える
個人面談
大学分野別進路ガイダンス
※本校主催、大学・専門学校ブース形式
就職ガイダンス
➡ 自己PR・面接指導・求人票の見方等
進学ガイダンスvol.1・2・3
•受験校の決定
•受験の仕組み、種類の確認
•出願までの流れの確認
模擬試験
•進路マップ、進研模試(ベネッセ総合学力テスト)、全統模試
※コースによって異なります。
三者進路面談
就職対象者模擬面接指導
保護者対象進路説明会
外部講師(卒業生含む)による進路講演会
ユニークな取り組み
キャリアカウンセリング
- 一人ひとりが抱える課題に担任と進路部教員が個別に対応しサポート
進路室ではいつも誰かが進路相談にやって来ます。学年毎、進路希望別のガイダンスと合わせて、全体指導と個別指導の両面から支えます。
- キャリアパスポート(入学時からの活動記録)
本校では、生徒の企画により作成された「生徒手帳」を活用することで、日々の記録と同時に「振り返り」を行い、自己評価につなげています。 - キャリアガイダンス冊子
これ一冊に、進路決定に向けて必要な資料をすべて掲載し、生徒一人ひとりに配付しています。
スクールカウンセラー
コロナ禍における日常の急激な変化など、現代社会において「ストレスの要因」となる事象は多岐に渡ります。生徒にとっても、例外ではなく、全国の多くの小中高生がさまざまな悩み事やストレスを抱えて「学校にいけない」など、学校生活や家庭生活に支障をきたすケースもあります。
- 進路の悩みをメンタルサポート
高校卒業後の進路を選択するということは、生徒にとって大きな問題です。中には、人生の大きな決断といってもいいぐらい、悩みに悩む人もいます。先生や保護者といった、周りの大人に相談できず、悩み苦しむこともあります。そんな時、頼りになる存在がスクールカウンセラーです。 - スクールカウンセラー室
スクールカウンセラー室は、臨床心理士や公認心理師などの専門的な資格を持った相談員があらゆる悩みごとの相談、現在や将来に向けての自己分析などができる場所です。高校生活の3年間は、その先の人生のあらゆる面に大きな影響を与える大切な時間になるものだと考えています。その3年間をより充実したものとするために、最大限サポートさせていただきます。
生徒が学校生活を円滑に送れるように、スクールカウンセラーを設置しています。今年度は毎週(木)にカウンセラー室で生徒のカウンセリングが行われています。また、保護者からの相談にも応じています。
明徳高校では、様々な進路行事を経験しながら、段階的に自分自身の進路を考えることができます。特に、2年生で行う「京都明徳キャリアウィーク」では、10校以上もの四年制大学の中から、各自の希望する学校へ体験学習に行くことで、進学後の姿を具体的にイメージすることができます。また、進路実現に向けては、各コースの強みを活かした受験に向け、学内の教員の指導を受けることはもちろん、小論文等の場合は外部講師の指導も受けられるなど、手厚い支援体制が整っています。ぜひ、明徳高校で理想の自分を実現させませんか。
進路指導部長 国語科 小林 大希 先生